パリのアパルトマンに暮らすということ

 

 パリの歴史的アパルトマンは見た目は優雅で美しい。
フランス革命記念より前の物件に住んでいるという人もいる。しかしながら、水道管の痛みと付き合いながら住人は暮らしている。

 なので定期的にあちこち水漏れが発生する。近代建築だと水漏れリスクは低いと思う。
日本だと築200年以上のマンションに住むってことが考えられない、地震で古い建物が少ないというのもあるかもしれないが、それだけではなく、ヨーロッパのように長く何百年も使うことを前提として作られているわけではないのだろう。
ただ長く住めるマンションを造る技術はあるはずだ。

 私は、今のアパルトマンに引っ越して来て4年だが、これで2回目の水漏れ。(それぞれ水漏れ箇所は違う)つまり、2年ごとに水漏れが発生している。

 我が家の水漏れ、去年の12月初旬にPlombier(水菅工事)の方に来て頂いて水を止めてもらっていた。我が家の保険会社、上の階の住人の保険会社にも問い合わせて、結局、大家の保険会社を使うケースだと判断され、そのままだった。

 そして、今日ようやく大家側の保険会社の査定のマダムがやってきて、測定して帰っていった。今回は被害が広く、お風呂場、サロン、キッチンまで壁の修理が必要。
マダム曰く、壁を測定器でかざすと、まだ100パーセントの湿気らしく、最低6ヶ月は乾くまで置いとかないといけないわよ、と。壁の修理の工事をスタートするのは早くても6ヶ月後と言われた。フランスは何事も時間がかかるのだ。

 場所はお風呂場で、わずかだけど天井から水が滴って落ちてきているのに気づいて、急にカビ臭くてなっておかしいなあと思っていた。すぐに、大家さんに連絡して、アパートの管理会社の修理担当者に観に自宅に来てもらったものの、また連絡すると言って3ヶ月ほど、掘ったからしにされた!
フランスではよくあることで、だからといって、あまりひつこく頼むと逆ギレして、仕事放棄もあり得るので、しばらく時間を置いた。大家さんにも優しく接するように言われていたからだ。

 ここは日本ではないのでお客様は神様ではないのだ。

 水がわずかしか落ちてきていないのと、ちょうどバスタブに水が落ちてきていたから、大したことないと思われたのかもしれない。

 その後、サロンの壁、キッチンの壁まで広がり、再び担当者に来てもらってPlombier(水菅工事)を呼んでもらえた。水漏れの場所が特定できず、お風呂場の天井を全て外して分かったこと、、、天井にたっぷりに水が溜まっていて、上の階のムッシューのトイレの管から水が漏れていたことが分かった。ただ、漏れた水は色が着いてなかったので、下水ではなく、トイレの水を貯めるタンク管から漏れていたのだと思う。

 フランスでは、住人は住居保険に入ることが義務付けられている。
水漏れはよく起きるので、この保険に入っておくことはとても重要だ。

 不便で、修理まで時間もかかるし、修理が済んで落ち着いた頃に、また他の場所が水漏れが始まるような物件だけど、このボロアパルトマンに暮らす生活も結構好きだったりする。古いアパルトマンに統一された景観は美しいと思う。


ブログをお読みいただきありがとうございます。
現在ブログランキングに登録中です。
ボタンをクリックしていただければ嬉しいです。
       

にほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ   

  
ユニークなポートフォリオを創ろう    

コメント

人気の投稿