フランスから見る日本の国籍法 ”二重国籍問題” 




 カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を授与され、また国籍について考えさせられます。日本人両親の元で育ち、5歳の時にイギリスに渡りました。
成人して日本国籍を剥奪されたので、日系イギリス人として活躍されています。

 民進党の蓮舫氏で、二重国籍問題について話題に上がったものの、
蓮舫氏自身の弁解と謝罪のみで、二重国籍問題の本質的問題にまで踏み込まれなかったのが何より残念でした。

 政治家の二重国籍は、国の損失に関わるかもしれないので、そこは慎重であるべきだと思う。

 台湾国籍を持っていた蓮舫氏に関しては、二重国籍は残念だと思うが、中国も日本も台湾を国とは認めてないので、台湾国籍が生きていたとしてもグレーゾーンなのだ。

 昔、ペルーのフジモリ大統領が、国際手配され、日本に亡命して来た時、日本は二重国籍を認め、かくまった。ここは大きな問題があると思う。

 フランスは複数の国籍を持つものがいるが、他国で犯罪を犯したものは、保護はしない。
 その国に従って裁きを受けるのだ。

 二重国籍と外国人選挙権をセットにして話をする人がいるが、それは分けて考えた方がいいと思う。日本人のための国益を考えたとき、国籍を与えたからと言って、外国人に選挙権は必ずしも与えなければいけないことではないと思う。

 そもそも正直者だけが損する日本の国籍法制度に落ち度がある。

 自主申告して国籍喪失届けを提出した者だけが、日本国籍を剥奪されて、うその申告や申告そのものを怠った者は二重国籍(重国籍)を維持できるなんて不公平すぎる。

 罰則もなければ、法務大臣の催告は過去に一度も行われていない。と言うのだから、事実上全く機能してない法律である。

 ノーベル賞受賞者 中村修二氏は、研究費の予算を確保するためにアメリカ国籍を取得したが、中村氏が国籍喪失届けを提出してなければ、日本国籍を維持したままのグレーゾーンにいる可能が考えられる。
 日本側では、外国籍の取得、取得日時など把握することはできないので、本人からの申告のみで機能しているからだ。
 
 このお粗末な国籍法をもっと現代社会にあったものに変える必要があると思う。
 そもそも国籍は一つと言う考え方が、ナンセンス。
今の時代、世界で仕事をする人々、両親を違う国のルーツをもつ国際カップルの子供たちなどたくさんいるからだ。

 日本がこのまま二重国籍を認めなければ、これから、優秀な人材が外国国籍へと流れていく時代になると思う。



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